ポリフェノール

飲むメリットは?

青汁が体に良いとよく言われますが、そのメリットはどのようなところにあるのでしょうか。
まずは、野菜不足解消に効果的ということです。
私たちの食生活は、戦後から洋風化して、和食よりも洋食が多く並ぶようになりました。
洋食は和食に比べて肉食で野菜が少なくなりがちです。
そのため、野菜に含まれる栄養が不足しがちです。
その中でも特に少なくなりやすいのが食物繊維です。
食物繊維自体に何か栄養が含まれているわけではありません。
しかし、食物繊維は第六の栄養素と言われ、食欲を抑制したり、腸内の掃除の役割を果たしています。
腸内に老廃物が溜まってしまうと肥満や肌荒れ、さらには生活習慣病を招く恐れがあります
そのため、日頃から積極的に食物繊維を摂取することで、こういったことの予防ができるのです。

他にも青汁を飲むことで栄養バランスが整うと様々な効果があります。
栄養バランスが整うと、体調が整うようになります。
これは、免疫力が向上することで疲れにくくなったり、肌荒れが解消したり、病気にかかりにくくなったりします。
この体調が整っていくのが、最終的にはアンチエイジングや生活習慣病の予防へと変化していきます。

また、女性の中には貧血になりやすい人もいます。
鉄分や葉酸が多く含まれているため、そのような人にも青汁を飲むことは効果的です。
妊娠中や妊活中の人は、葉酸を摂取すると良いと言われています。
普段の食事ではなかなか必要量を補えていない人は、青汁で補うことも一つの方法です。
青汁というと飲料タイプが有名ですが、最近では持ち運びに便利なタブレットタイプやゼリータイプなどもあります。
また、鮮度を保てるようにフリーズドライタイプの青汁なども出ています。

このように、飲むことで得られるメリットばかりのように感じるかもしれませんが、デメリットもあります。
体に良いからといって毎日こればかりを飲めば良いものでもありません。
過剰摂取で体調を崩したり、飲む量を加減する必要がある人もいるのです。
まず、持病がある人は、飲むことで副作用が出ることがあります。
血液凝固剤を飲んでいたり、腎臓疾患や、人工透析を受けている人は医師に相談の上で飲むようにしましょう。
色々な青汁のタイプについても参考にご覧ください。